ブリリアント・レンタルワイフ3

実体験小説
わたしが妻を他人に抱かせる理由
ブリリアント・レンタルワイフ 
3

「どうですか? 感じるでしょう。ボーイさんはあなたのお○○こを見つめていますよ。あなたの濡れそぼっているヴァギナをね。あなた、とってもすけべな女ですね。ほら、ボーイさんにもっとよく見てくださいってお願いするのです」

 美憂は催眠術にかけられたかのように、児玉の言いつけに従った。

「私のお○○こ、見てください……」

 しかしボーイは恥ずかしさのためか、再びうつむいて、もうひとつの水割りを作り終えるとすかさずその場を立ち去ろうとした。

「ほら、あなたが真剣に頼まないからボーイさんが帰ってしまおうとしている。だめですよ、こんなことでは。ちゃんと見てもらわなければ。恥ずかしい部分を」

 児玉は囁くような声でそう言いながら、そのやさしさとは裏腹に美憂の耳たぶを強く咬んだ。おしおきのような咬みかただった。

「君ね……」

 児玉がボーイに向かって言った。

「ここは外国の大使たちも宿泊する高級ホテルだ。ということは、客の要望には素直に応えなきゃならん。そうだね」

 ボーイは「はい」と素直にうなづく。

「だったら、この女の淫らな姿をきちんと見てもらいたいね。君だって男だろう。しかも若い。女の体に興味がないとは言わせないぞ。もっとも君がゲイなら話は別だがね。どうなんだ、君はゲイか?」

「いいえ、違います」

「だったらよおく見てくれたまえ。この女は真下美憂といってね、僕の友人のワイフなんだ。友人は思うぞんぶん妻を辱めてくれと僕に頼んだ。この女は奴隷というわけだ。だからなにをしたってかまわないんだよ」

 児玉はそう言いながら、美憂のクリトリスをいらい続ける。

 指先で摘んでは震わせ、震わせては弾く。そのたびに美憂の肢体は雷に打たれたようにびくんびくんと蠢いた。

「女っていう生き物はすけべえだねぇ。ほら、もうこんなに体が反応している。素晴らしい溢れ具合だよ」

 美憂の粘膜からは透明で粘り気をおびた液が滲じみはじめていた。

 激しい羞恥が美憂の官能を刺激していた。ボーイは児玉に言われるままに、妖しく蠢く美憂の淫らな姿に視線を移す。

 と、児玉の指が美憂のブラウスのボタンをはずし始める。普段はFサイズのカップに包まれているはずの柔らかな肉の膨らみも、この日は無防備だった。美憂は夫の言いつけでブラジャーを身につけていなかったのだ。 

 ゆっくりと胸をだけられるだけで、乳首が隆起していくのが美憂にはわかった。ボーイの視線が股間から美憂の胸元に移る。

 雪よりも白い美憂のバストがあらわになった。児玉はバスト全体を手のひらに包み込むようにするが、美憂の豊満にすぎる女の象徴はむしろこぼれる部分の方が多い。

「君も触ってみたまえ、素晴らしい柔らかさだぞ」

 児玉がボーイをそそのかす。ボーイは一瞬その手を伸ばしかけたが、すぐに正気に戻り「それだけは勘弁してください」と哀願した。

 が、容赦する児玉ではなかった。

 児玉はボーイの手首を握ると、強引に美憂の乳房にその手を押し付ける。白く柔らかい肉の塊がぐりゃりとそのかたちを変えた。

「触ってください、とボーイさんに頼みなさい。私のおっぱいを揉んでくださいって、心をこめてお願いしなさい」

 美憂は児玉の命令どおり若いボーイに懇願する。

「わたしのおっぱいを揉んで。わたしのおっぱいに触って」

 しかし、ボーイはかたくなだった。

「もう、本当に勘弁してください。帰らせてください」と、児玉に訴えかける。

 言葉のアクセントに東北で育った人間の匂いがあった。

「いいや、勘弁しないよ。僕はこのホテルの支配人とは友達なんだ。君が僕の言いつけを拒んだら君はきっと辛い目にあうよ」

 だが、児玉が脅迫的な物言いをしても、若いボーイはめげなかった。

 それどころか、踵を返して部屋を出て行こうとする。純情であるがゆえに、あまりにも変態的な児玉の申し付けに戸惑っているのかもしれなかった。

(続く)

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